今日もお騒がせSAMURAI in Tirol.
2014/8/24(Sun)
前日に引き続いて飛び入り参戦。
「36. Int. Kitzbüheler Horn-Bergstraßen-Lauf 」@キッツビュール
13kmで1250m登るロードレース。(オフロードだと思っていた)結果は28位?
今日も色々ありました。
3日前の事。
webで見つけてエントリーの連絡は入れたけど、レスはなし。町は分かるのでとりあえず当日行ってみる事に。
今朝の事
昨晩から続く雷雨。朝になって雷はおさまったものの、強い雨は止む気配はない。
とりあえず、町に向かってみるもどこにも大会の様子はない。フィニッシュが山頂で帰りはケーブルで下りるのは分かっていたのでケーブル乗り場や主だったポイントをグルグル。走行している間に当日エントリー締切の9時まで後わずか。諦めかけたところランナーを発見。会場の位置を教えてもらい、財布と着替えを片手に走る。
9時丁度に会場に到着。昨日に引続き、ごり押しでエントリー。
その場で着替え、荷物を預ける。運搬車に待ってもらったのはご愛嬌。
そこにディレクター表る。
「メールくれたろ?電話したんだけどさ、携帯つながらなくてさ」
そうだったのか…
なんにせよ、一安心。
車を近くに止めた妻も合流。
事情を説明。
そうこうしている間にスタート10分前。
そういえば、距離と高低差以外何も知らない…
まー、なんとかなるよね。
そこへ
「日本から来たんですよね?我が伝統あるレースについてどう思われますか?意気込みとか聞かせてくれませんか?」
「いいですよ(そうか由緒あるレースなのか)」
「ぺらぺーら、ぺらぺーら」
「ありがとうございました、がんばって!」
「ありがとう、がんばります」
ああ、間もなくスタート。
なるようになる。
*いつもこんなばかりではないですよ、念の為。


レース
9時30分にスタート。
町の中心からはずれへ向かい、大きく回り込んで山頂を目指す。
エントリーしてから教わったのだがほぼ100%舗装路だ。
小さなアップダウンを繰り返しながら、数km進んだところでガツんと登る。
延々9km程か。
牛歩の歩みで少しづつ。ラスト3km程は強風と雨で感覚がない中を登った。
走っている時は気がつかなかったが、山頂には雪も。
そりゃー寒いわけだ。
スタート前のインタビュークルーがフィニッシュエリアにもいて最後は追っかけながら撮ってくれました。
「日本の侍が登って来た」と言った形でMCさんも話して板の事。
もしかしたら、こっちのニュースで写っているかも??
そうそう、今日も景色はお預け。
今年はこんなんばかりです。
昨年は晴れて暑い日が続き、今年は雨で寒い日が続く。
どんな条件でも力を発揮出来る実力をつけなさい。
きっとそういうことなのでしょう。



フィニッシュ後
山頂でフィニッシュ。
直下にあるケーブル駅で着替えを受け取り(今日は運んでもらえたので!)、着替えを試みるも身体が冷えきっていて思うように着替えられず。フルーツと一緒にある紅茶(こちらではスタンダード)で暖をとり少しづつ着替える。着替えた後、中腹にある山小屋を目指す。食事をとって人心地ついた(今日は財布も持って来た!)。山小屋ではお決まりの酒盛りと音楽の演奏。
中腹からはゼッケンを見せ、ケーブルを乗り継いで下山。
下りてみたら、朝の豪雨はどこへやら、青空が顔を出す。なんと恨めしい。
あいにく、良い結果は出せなかったけど、経験値はしっかり稼ぎました。
来週末のレースで1区切り、リラックスと調整で数日過ごします。
凍えながらのレースだったけれど、こうやって振り返ってみると楽し
かったと思ってしまう、おかしいなあ。
おまけの写真、今日の参加賞。
