未来
2014/10/17(Fri) 最近はマナーやトレランのあり方について触れることが多いですが、しばらくは来年の遠征に向けての準備期間、色々な問題にも取り組み、そのことが長く日本でトレランを楽しみ続ける為に欠かせないと思っていますので、お付き合いいただけたらなと思っています。
というわけで、トレラン問題について。長い目で見て取り組みをする必要があると思っているわけですが、僕が行いたい(行っている)このと1つは「未来のトレイルランナー」である子供達に良いこととやってほしくないことをきちんと伝えることです。
僕の小学生時代の話。
学校行事で「スキー学校」がありました。
初めてのスキー、一番最初に教わったのはゲレンデでの振舞い方でした。
「リフトの下で止まってはいけません。上からものや雪が落ちてくるかもしれないから」
「リフトから雪を落としてはいけません、ストックはきちんと持つ。人が下を通るかもしれないから」
「休む時はゲレンデの真ん中ではなく端に寄りましょう、滑る人の邪魔にならないように」
といった調子です。何をしたら良くて、何をしたら周りの迷惑になるか?これをはじめに教わりました。以来、スキーをするたびにまずこの事を思い出します。
子供は素直です、何が良くて何が良くないかをきちんと伝えれば、理解してくれるし、実践してくれます。その為にも僕たち大人はその模範であるべきです。彼らに「人に会ったら元気に挨拶をしよう!」と教えれば、元気よく挨拶をしながら走ります。(僕はこれはレース中でもするべきだと思っています。)彼らが将来、かっこいいトレイルランナーになってくれれば、それを見て育つ次の世代のトレイルランナーもきっと同じように振る舞ってくれるはずです。
先ずは僕たち大人が、かっこいいトレイルランナーになる。
それが、子供達への何よりのお手本ではないでしょうか?


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