ララムリがやってきた。 その3
2015/10/19(Mon)
ララムリ滞在3日目の話。
昨夜の宿を後にして、コースの下見へ。
彼らが気になるのはやはり山とのこと。
日本の山をどう感じるのだろうか?

トレイルヘッドから、ぐんと標高を上げ、ピークを目指す。
コース下見と体を慣らすことがメイン。しかし、レース2日前なのでほどほどにといったところか。

メンバーはナビゲートをしてくれたisoさん、アルヌルフォ、シルヴィーノ、僕の4人。
序盤は僕とisoさんで先頭と最後尾につくが、次第に入れ替わりながら。
テンポは抑え目ながらも軽快。

特にシルヴィーノはトレイルに入った途端、カバンからバナナを取り出し、握りしめ、そのままピークまで。あれは謎だった。とはいえ、もちろん何か考えていたようで、途中から最後尾についてある程度僕らをやり過ごした後、一気に追いついてきたり、走りと歩きをミックスさせながら登ってきた。自分のワラーチと日本のサーフェスとの相性を確かめているようだった。
ピークを越え、下りになるとますます軽快に。
木の根や大きな段差、なんでもござれ。飛び跳ねるように駆け下りる。
ステップが軽く柔らかい。
いいな、つられてこちらのテンポも上がる。
演奏家同士が即興で音を奏でるように、一緒に走ることで世界は繋がり広がる。
一緒に走ることで話さずとも通じあえるんだ。

一旦降りてのち、もう少し山を走りたいということで別エリアへ。
途中にあった神社でお参りも。


今度こそ、試走は終了。
ランチはほうとうでした。
野菜たっぷりなのとスープが気に入ったようで美味しく食べてもらえました。

おまけ
スペイン語を勉強するアルヌルフォ。
*食べ物のページしか見てなかったけど。

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