もう一度強くなる
2016/6/5(Sun)
とある会話の中で
「以前からやっている人は全盛期を知っているけれど、最近の子は全盛期を知らないですもんね。」
と。
そうか、僕は全盛期を過ぎたと思われているのか。
確かにここ数年怪我には悩まされているし、そこそこは走れるかもしれないけれど、それ以上のパフォーマンスがなかなか出来ていない。でも、そういうのって薄々は分かっていたし、感じていたけれど、いざ向き合って取り組むためには腹をくくらなければいけない。弱い自分を受け入れること。
以前は全てがチャレンジだった。どこへ行ってもチャレンジャーだった。
その気持ちが忘れられなくて、その思いが原動力になるから、、世界へ毎年飛び出している。
正直、歯が立たないことだらけだ。
これはチャンスじゃないか?
自分の弱さと、本来望んでいる自分に現状が及んでいないことを突きつけてもらえたのだ。
少なくとも、そう思える限り僕にチャンスはある。
前の自分を超え、目指す自分になるには時間がかかるだろう。
でも、そこに向かい続ける限りきっと届くはずだ。
偶然にも2年前の今日、昨年の今日、ヨーロッパでのレースに出るために旅立った日だ。
今年も来週から最初の遠征が始まる。
今日を新たな一歩を踏み出すための日としよう。

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