レース前日、プレスカンファレンス。
2016/8/28(Sun)
コロラドの話をどどどどーっと。
3日目、朝ジョグをして、朝食。
その後再びPikes Peak山頂へ。

太陽は隠れていましたが空が広くグラデーションが美しい夜明け。
山頂では軽く動いたり、のんびりしたり。
呼吸もしんどくなったり、楽になったりの繰り返し。
僕は高度順化に時間がかかる方だと思う。
なので人より多くやってちょうどいい。
できることならもう1日来たいくらい。
そして、これは感覚的な話だけど、酸素が薄い分筋力その他ダメージからの回復に時間が掛かる印象。疲れや筋肉痛ともに。事前に自分に疲労がある状態、どこかに不具合がある時に高地に来ると一度にそれが噴出するように思う。その意味ではバロメーターに成るのでは。

前日よりさらに寒く晴れていてもマイナス!あまりに寒くてニット帽購入。


マーモット、昨日より近くに来た。同じ子かわからないけど。
昼過ぎに下山してランチをとる。
近くのレストランにはリスが遊びに来ていた。

尻尾が体と同じくらい大きく、炎が揺らめくように動くのです。

ボリューム満点
この日のメインはプレスカンファレンス。
招待選手だったのでEXPOで受付の後、ステージへ。
「レース完走へのポイント」
「苦しい時は?」
「なぜコロラドのでレースに出るのか?」
「レース前は何を食べる?」
「トレラン界のドーピンテスと必要の有無について」・・・などなど。
ステージに上がったメンバーがそれぞれの質問に1つづつ応える。
もちろん、僕も。
いやー、緊張したし、必死でした。
何せ、みんな話ペースが早いし、聞こえた単語から必死に文脈や質問を判断する。
でも、この緊張感に身を置くことが変えがたい経験であり、財産になるのです。
多分、ちょいちょいトンチンカンな回答をしていたのだけど、これのおかげでたくさんの人に覚えてもらえたし、笑いと拍手は一番でした。
あー、緊張した。

必死に回答中。
レース後は一旦宿に戻ってレースの準備をし、再びEXPOへ。
ここではパスタパーテーがあるのですが会場に着いた途端に物凄い雷雨。
会場は明かりがなく、配膳の人がスマホや懐中電灯で食べ物を照らし出す。
真っ暗でザザ降りのテントでみんなで黙々とご飯を食べる。
足元は田んぼみたいにズブズブ。
これはこれで滅多にできない経験で終わってしまえば笑い話。
その場ではみんなドン引きしていたけど。
ちなみにどれくらい凄い雨かって、地元の人が食べる手を止めてスマホで動画を撮るくらい。

写真も真っ暗。こんな状態で食べていました。
さてさて、明日はレース(1日目)です。
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