世界一高い!? 天然プールへ
2019/8/16(Fri)
先月のスロベニア滞在中は近くの山にも足を伸ばす。
案内してくれたのはマウンテンランニング国際連盟の理事であり、スロベニアでのワールドカップを取りまとめているTomo Surfさん。Tomoさんだけでなく、各国のオーガナイザーらはマメに連絡を取り合っており、各大会のエントリーや渡航の際にはいろんな相談に乗ってくれるありがたい存在であり、大きくはないけれどこの人々の距離感やレースだけでない様々なつながりがマウンテンランニングの魅力。

Tomoさん
ただ、レースを始め活動のほとんどがヨーロッパで完結している事が課題でもあり、連盟もそれは承知している。だからこそ、ここ数年改革が始まっていて、その成果や変化が今後数年のうちに現れるはず。
さて、話は戻って。
Tomoさんの仕事の終わりに合わせて15時に合流し、そこから移動に小一時間。
準備をして16時〜2時間くらいで楽しめるルートかつ、今年のスロベニアは雨が多くこの日も雨雲とにらめっこしながら、という前提に基づいて行動したので一番訪ねたかったところは時間的に難しいと判断。
僕らが登ったのは先日のGrintovecの近くの渓谷“Repov kot”
そこからピークの少し手前にあるTomoさん曰く世界一高いところにある天然プール。
彼は度々ここでキャンプをして過ごしており、そのお気に入りの場所を案内してくれた。

天然プールからの見晴らし

天然プール。雪解け水なので冷たい!!
途中にはエーデルワイスも咲いており、僕は初めて見たので大感激。
スロベニアの人からすると意外だったみたいだけれど、僕はピークにある絶景と秘境を訪ねることはできなかったけれど、次の楽しみも出来たし大いに楽しめた。

エーデルワイス
それにしてもこの練習環境は素晴らしい。
車で30分〜1時間で山に入れるし、ルートのバリエーションは豊富。
日の入りも20時くらいなので午後からでも十分に時間はある(もちろん季節にもよるけど)。
コロラドとかもそうだけれど、アウトドアが盛んな場所にはやはり理由がある。
日本もトレイルヘッドの駐車場の充実をする事でルートを分散させたり、ちょっとした工夫をする事でもっと身近になるなじゃないかなと、常々思っている。
ちなみに次のお楽しみは“Stanicev vrh”もしくは“Trigrav”.
これからも僕自身が楽しみつつスロベニアの魅力を発信していきます。

天気が良ければ次はここへ!
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